話す内容だけでなく立ち居振る舞いも重要

人前に立って意見を述べるプレゼンテーションは、とても緊張します。
しかし、プレゼンテーションは非常に重要なビジネススキルです。
なぜ、プレゼンテーションが重要かというと、ライブで自分の意見を伝えることで、聞き手からの理解や納得が得られやすく、結果的にこちらが望む行動を取ってもらいやすくなるからです。

歌でも芝居でも、ライブで見る感動は格別です。
それは人の動きや息遣いを、直接感じられるらではないでしょうか。
プレゼンテーションも同じです。
聞き手は、ニュースリリースなどの資料を見るよりも、プレゼンターが目の前で語りかけてくるライブな感覚に心が動かされるはずです。

聞き手から見られているということを、プレゼンターはしっかりと意識することが大切です。
つまり、自分はどのように見られているかを意識することです。
こう考えると、プレゼンターの姿勢は非常に重要なメッセージだといえるでしょう。

プレゼンターの姿勢が良ければ、聞き手の印象がよくなります。
猫背で下を向いて話すプレゼンターと、姿勢を正して聞き手に目を向けて話すプレゼンターでは印象が格段に違います。
聞き手はプレゼンターについてよく知らなくても、姿勢を正して話す姿を見て、これは聞く価値のあるプレゼンだと感じやすいのです。

さらに姿勢が良いと、声がよく出るというメリットもあります。
猫背では上半身が圧迫されて腹式呼吸ができません。
その結果、発生が悪くぼそぼそとした話し方になります。
猫背でうつむきがちで、ぼそぼそと話すプレゼンターに、人は魅力を感じるでしょうか?
逆に姿勢が良くて、お腹から声を出して自分の意見を伝えるプレゼンターは、印象がよくなります。

空から糸で吊り下げられているイメージで立つ

では、どうすれば姿勢良く立つことができるでしょうか。
姿勢を良くと意識しすぎると、胸を反らせてしまうなど、却って不自然な姿勢になってしまいます。

まず、足を腰幅に開き、足の親指を平行にして立ちます。
このとき、親指がしっかりと地面についていることが大切です。

次に、軽く膝を曲げて、膝を伸ばすようにして上へと体を伸ばしていきます。
体の中心から伸びている糸が、頭の天辺から空につながっており、その糸で吊るされているイメージで立ちます。
こうすれば力まずに、自然と良い姿勢を取ることができます。

手はおへその当たりで軽く重ねておきましょう。
手をおへその前に置くと、見ている人に丁寧で安定感のある印象を与えることができます。

プレゼンテーションを行うときは、話を伝えることに必死で、姿勢にまで気が回らない人も多いと思います。
しかし、姿勢にも気を配ることで、より説得力のあるプレゼンを行うことができるはずです。